秋の休日・・・大好き若戸渡船!
2009年 10月 04日
最初は、私が「日本で一番眺めのいい美術館」だと思う「北九州市立美術館・本館」に行き、
「源氏物語千年紀、石山寺の美、観音・紫式部・源氏物語」をみました。
一緒に行った友人は源氏物語がどっち向いてるもんやらサッパリわからん、という人なので、時折はさむコメントにけっこう爆笑してしまいました。「源氏愛好家」「石山寺愛好家」など様々な人たちが見に来ていて、シーンとしてみる展覧会ではなく、和気藹々と、みなさんそれぞれの解釈やら感想やら述べられながら見ていたのが、とてもよかったです。
こういう展覧会に行くと京都に行きたくなります。
それから、「仏像」の持つ、なんというか歴史的エネルギーのようなものにも圧倒されます。
下の写真は美術館出たところから眼下に広がる風景です。
眺めの美しい美術館といえば、私はここが第一だと思います。
長崎の出島にできた、「長崎県美術館」も美しいです。ここでは数年前、私が大好きな鴨居玲の展覧会があり、泊りがけで行きました。新しい美術館だけに館内に様々な工夫が凝らされ、おもしろかったです。周りの眺望も美しいのですが、北九州市立美術館よりも、きちんと計画され、整備された美しさ、という感じが私はしました。
さて、次は若松まで行って、私が愛する若戸渡船に乗りました。
そのまえに、商店街(私は商店街、とか市場に目がありません。旅先でも必ず行きます)に行きました。数年前に訪れたときに比べ、閉まっている店も多く、時代の波を感じて寂しかったのですが、そのなかの1軒で、300円の買い物をしました。そのときの店の方とのやりとりが、
「ハイ、300万円ね!」
という、なんとまあ懐かしや、これを平成21年になってライブで聞くとは!という大感激のやりとりでした。
では、若戸渡船に乗るまでと、乗ってからの風景などを写真で・・・。
まずは、海沿いの道を若戸渡船場まで歩いていきます。
おお、見えてきました!渡船場です!
渡船場の看板。空にはうろこ雲が広がっていました。
ちなみに、大人片道100円、子ども50円です。自転車と一緒に渡ることもでき、大人200円でした。
いつか自転車を持っていって、降りてからぐるっと回ってみたいものです。
船の中から見た風景。対岸が戸畑です。
若戸大橋の下をくぐり抜けます。
戸畑側から見た風景です。
船の写真は、他の乗客の方もおられるので撮りませんでした。
小さめの、いかにも「生活船」という感じの船です。
けっこう揺れますが、3分ですから、なんてことありません。
秋の1日、本当にリフレッシュできました。
ずっといつまでも若戸渡船がなくならないで欲しいです・・・。
「ハイ、300万円ね!」という店の方も・・・。