新型インフルエンザ直撃!その後。
2009年 11月 26日
さて、昨日の夜中急患センターに走りこんだ息子のその後ですが、結局今朝、再度かかりつけの病院に行きました。
私は、夏ではないけれど「喉の奥に口内炎と高熱」でヘルパンギーナではないか、と思ってしまったので。
診断の結果は「体力が落ちたために喉の中に口内炎ができて激烈な痛みになったり、高熱が出たりしたのでしょう。」とのことで、抗生剤とビタミン剤、そして喉の和らげるうがい薬がプラスになりました。ヘルパンギーナなどの伝染性の病気を併発しているわけではない、とのことです。人にはうつらない、と医者に言われて安心しました。
そうそう、この診察過程で、医者が「喉の痛みを和らげるのに、トローチかうがい薬を出そうね。どっちがいい?」と息子に聞いたところ、「は?トローチってなんすか」と尋ねるのにびっくりしてしまいました。「え、トローチを知らないの?」という感じです。
ところが後でこのことを20歳の長女に話すと「私もわからんわ。私たち、のど飴世代です。そういえばトローチって、おばあちゃんの家で見たことあるなあ。」というので更に驚きました。
そうなんでしょうか。いまやトローチとは過去の遺物に近いものなんでしょうか。
ついついインフルエンザと関係ない話で熱くなってしまいました。
その「うがい薬」、息子はまるで「魔法のように」喉の痛みがすぅーっとなくなる、と思い込んでいたようで、「全くきかん、相変わらず喉は痛い」とぶうぶう言ってます。そんな一発で効くような、恐ろしい薬があるはずないんですけど、苦しい時はやっぱりそう思うのでしょう。
プラスされた抗生剤などをすでにこの時点で2回飲んでますが、まだまだ完治への道のりは遠そうです。
・・・・それから、予断を許さないのは、実は一番下です。
結局この子は一度熱が出たものの後は熱が出ず、今日息子と一緒に医者に行くことは行きましたが36度台で、再検査もしないままでした。医者も「明日から学校に行っていいよ」と言いました。
ところが、夜になってまたジワジワと熱が上がってきているのです。
これは昨日急患センターの医者が言った、
「インフルエンザは何もしなければいったん熱が下がり、そしてまた上がる」と言った、あの「インフルエンザの症状」にあてはまるのでしょうか。
すでに私は人手の足りないところにもってきて、この子どもの状況のために職場を1週間以上休んでいます。明日から復帰する予定なのですが、一番下がまた明日朝高熱でも出したら、また復帰が先になり、同僚に多大な迷惑がかかる・・・と思うと、かなり複雑です。
熱よ上がってくれるな!と、正直祈りたいような気持ちです。
しかし、本当に私や子どもたちが今まで体験していたインフルエンザの症状、経過とはだいぶ違います。
私たちが体験してきたインフルエンザは、診断までの勝負はもっと早かったような気がします。
こんなにああか、こうか、と迷ったり慌てたりすることはなかったような気がします。
新型インフルエンザにかかった人たちの、実際の状態、症状はどうだったんでしょうか。
病院でもらうリーフレットなどには、「個人差が激しい」と一言で片付けてありますが、ある程度具体的な例を出してほしいものだ、と思います。
具体的情報が、本当に乏しいように思っています。