半年ぶりにバイクに乗りました。
2010年 04月 25日
とにかくエンジンだけは定期的にかけて、バッテリーだけは上げずに冬越しした私のホンダホーネット250です。
今日、「よし!乗るぞ!」とエンジンかけて近場をぐるっと回っていきました。
私の好きな「お手軽でいて、ダム・山・田園風景・海が楽しめる贅沢コース」があるのですが、今日はそのショートバージョンに出かけました。
右手にはダムの水がキラキラと陽に輝いていました。
この道はやがて左右にダムの広がる橋に続き、それをさらにずっと進むとちょっとした山の中になり、またさらに進むと視界が突然開けたかと思うと、はるか前方には海が見えるという、とてもステキなコースです。
いかんせん、本当にバイクに乗るのが久しぶりだったので、家の駐車場から出すときには、最初の取り回しからふらふらしてしまうし、走り出してからも、しばらくは自分で自分に、「教習場に行きなおせ」とツッコミを入れてしまうくらい怪しい運転でしたが、次第にカンを取り戻しました。
なんといっても、長いことほったらかしておいてホーネットちゃんごめんなさい、という感じです。
楽器もですが、やっぱり持ち主と通じ合う何かがあって、こちらの気持ちが遠ざかると応えてくれなくなるように思います。これからは気候もいいので、ちょっとは乗りたいなあ、と思います。
それにしても、私はバイクに乗るたび「命が洗われた」と思います。
私のバイクは完全にホビーで、ちんたらちんたら、自然の中を走るのが好きです。飛ばすのはキライだし(技術もないし)、できれば集団でのツーリングは行きたくなく、1人で気の向くまま、自分の運転技術にみあったところを走るのが一番いいです。
車とは違いカーステレオも冷暖房もなく、全身でその時々の風をうけながら走っていると、車では味わえないものが本当にたくさん味わえます。
今日も帰り道、「ああ、命が洗われたなあ」と思いました。