福岡から静岡へ!その15。全国学校図書館静岡大会が始まりました。
2010年 08月 04日
これに参加するため、はるばる福岡からやってきました。
いよいよ始まりました。
JR東静岡駅を降りたところには、こんなモニュメントが立っていました。
静岡といえば、「富士山」。「富士山」がモチーフになっています。
会場は、グランシップです。
とても立派な建物ですが、なんだか「ガンダム」に似ているなあ、と思うのは私だけでしょうか?
ちょうど近隣でガンダムのイベントが行われているようです。東静岡駅は大賑わいでした。
学校図書館の研究大会は、隔年で全国大会、九州大会が行われます。
私はここ6,7年毎年参加していますが、必ず開会式から参加します。
全国各地(九州各地)から、図書館に対する思いを持った仲間がたくさん集う中に自分の身をおいていると、不思議なことに、自分が管理する図書館について、いろいろなインスピレーションが沸いてくるからです。
それから、全国大会では必ずこのように沢山の本が並べられ、手にとって見たり、選書することができます。
うちのように低予算の図書館は、どうしてもブックオフのような古本屋で選書しがちですし、街の本屋に行っても、こんなに品揃えがあるわけではありません。
純粋に、「学校図書館の選書にかなう図書」がこれだけ揃い、手にとって見ることができるこのような場はとても貴重です。
また、様々な分科会があり、研修を積むのですが(私はその分科会の1つで、明日実践発表をします)、今日の午後の最後のコマで、絵本作家、画家のスズキコージ氏の講演を聞きました。
本当に個性豊かで、ハッピーで、「生のエネルギー」に満ちている方でした。
講演の途中など、「いくらでも写真は撮っていいですよ」。
様々な方の講演を聞いてきましたが、こんな方は初めてでした。
ご自分の絵本を示しながら。
先般、胃がんの宣告を受け、胃を3分の2摘出されたそうですが、「まあそれで残りの3分の1が頑張ってくれてるわけです」というような感じでものともせず、入院中は「ヒマでヒマで」切り紙細工をされて病院の名物のようになってしまわれたとのこと。そのときの切り紙細工だそうです。
つまり、いつでも、どんな状況でも、「ここでも生きていけるなあ」という環境を自然に作り上げてしまわれる方なのですね。
最後に、「幸せな人生だと思っています」と締めくくられたのが印象的でした。
初日から、とてもいい1日でした。