社会人バンドでツインリードギターのバンドは難しいです。
2010年 09月 19日
「ギターを持ってるのは2人」でも、1人はたいがいボーカル兼任なので、歌をうたっている間は「ボーカルに専念」でほとんど弾かないパターンが多いです。
つまり、間奏のところで初めて、どちらかがソロ、どちらかがバッキングの、「ツインギターらしい感じ」になるのであって、2人ギターがいるといえども、曲の間じゅうギターの音が2つ響いているということはあまりありません。
今回、ひょんなことから、11月に福岡は天神のライブハウスに出ることが決まったのですが、そのときに2曲だけゲストギタリストを迎えて演奏することになりました。
先週、初めて彼を迎えて練習したのですが、
「ツインリードギターの構成のバンドで頑張るのは、社会人バンドには無理がある」
ということを痛感しました。(もちろん、私の場合、です)
私は普段大雑把でいい加減なくせに、曲の間じゅう2人ギターが音を鳴らしているとなると、そのバランスとか、2人の音のかねあい、周りとの兼ね合いとか、かなりきっちりしないと嫌なタイプです。
ギターと一口に言っても、その音は千差万別で、同じ楽器を使ってすら、全く違う音になるのは当たり前なので、2人がマッチしあう音を出し、かつ、他の楽器ともうまく絡み合う、という状態になるのには、ハンパではない練習時間が必要ではないか・・・と思います。
これが社会人バンドには厳しいな、と思うのです。
学生時代、1つのバンドで週に2回練習していた頃(よくやってたなあ、と思います)ならイザ知らず、今は月1回か2回できたら立派、という現状です。
ギタリストの2人いるバンドは、音に広がりがもてていいのだろうな、と思いはしますが、こと自分のバンドとなると専任ボーカルがいて、ギター専任が2人、という構成はなかなか難しいなあ、と痛感しました。
けれど、11月は2曲だけなので、集中していい状態にして頑張りたいと思います。
ゲストギタリストはスウィープ奏法が得意な人で、私は初めて目の前で「生スウィープ」をみました。
速弾き派のギタリストをあまり知人友人に持たない私には、なんだかとても新鮮でありました。