バイオリンのベースアンプからの出力。
2010年 11月 21日
使用したベースアンプはHartke(ハートキー)の120W。アルミコーン使用のものでした。
10年ほど前に購入したときは12万円くらいの価格だったとのことです。
ピックアップをバイオリンに装着して以来、様々な出力を試してきましたが、最近ではディレイをかけることで不足分をカバーしてまあ良しとしよう、となっていて、よりよい出力を追求することを少々サボり気味でした。
結論から言うと、思いも寄らなかった「ベースアンプからの出力」は、大げさに言うと世界観が変わるほどいいものでした。
パワーがありつつも音の伸びが得られ、しかもどんなに上げても音割れせず歪みません。
ディレイをほとんど使わずに2時間スタジオで弾きました。(じゅうぶんに音が伸びるので、ディレイをかけると音がやたらと伸びすぎるのです)
私はベースアンプは練習用の小さな20Wのものしか持っていなくて、最近になって買うことを検討しているのですが、バイオリンからの出力は全く考えに入れていませんでした。
ベースアンプを選ぶにあたっては、ベースだけではなく、バイオリンからの出力にも適うものを選ぶ必要がありそうです。昨日のスタジオ前まで、ampegの100W程度のものでスピーカーが2つ搭載されているものが有力候補だったのですが、Hartkeも選択肢に入れないといけないな、と今は思っています。
それから、ベースアンプを持ってきてくれたメンバーが「いいものは重い」と言っていました。
これは至言です。確かに、機材に関して言えば、「いいものは重い」と思っていて間違いはないようです。