箱崎水族館にて、カラフルアンプラグドライブvol.1♪
2014年 02月 10日
カラフルの仲間による、将来的な音楽ボランティア活動を目指して、「カラフルアンプラグド」を立ち上げていこう、と決心したのは、2012年9月4日のことでした。
それから、約1年半後の今日、福岡市東区の「箱崎水族館喫茶室」にて、第1回目の、カラフルアンプラグドライブを行いました。
今日の出演は3組。プレイヤーは全部で5人でした。
・Riraiza(バイオリン+アコギ)
・坂口豊(弾き語り)
・ゆらぎ(ピアノ+ボーカル)
最後のプレイヤー記念写真(^^)
カラフルの仲間や、家族、友人たちが、多数応援に駆けつけて下さり、やはりカラフルらしい、あたたかな雰囲気のライブでした。
来ていただいた皆さんには、本当に感謝です。
1番は、Riraiza。
表現したいことは、沢山あるのですが、いかんせん「演奏能力」が伴っておらず、毎回苦労しております。
今回は、全曲、演奏前に「詩の朗読」を組み込んでみました。
谷川俊太郎、高村光太郎の名詩などを、ギターの音色とともに、朗読しました。
最後、「卒業の日に」は、3月に卒業していく生徒に向けて、私が書いた詩で、思わず胸にせまるものがありました。
しかし、詩の朗読、映像の投影など、あれもこれもと欲張りすぎて、ライブ後、子どもたちから、
「ちょっと詰め込みすぎやない?」と指摘されました。
このような、「プレイヤーの立場ではない、100パーセント見る側としての意見」は、本当に参考になります。
次回は、また考えなおさなければ。
そうそう、この時子どもたちから、「情熱大陸が一番あかんやった。一番長くやってるのに、なにやっとるん?」ということも言われました(泣)。
アレンジをいじくって、練習が足りないと、ちょっとお互いの息がズレただけで、もう一気にグダグダになってしまいます。
これも、今後の課題です。
ともかくも、Riraizaの場合、毎回毎回のライブが、本当に勉強の場です。
今の状態では、音楽ボランティア活動など、おこがましくて、とてもとても出来ません。
また気持ちを引き締め、曲をきちんと緻密に作り、演奏をサイドから支える、視覚的アプローチ、聴覚的アプローチを考えていきます。
2番目は、坂口豊さん。
The Lips⇒Liesのボーカルさんですが、今日は1人で弾き語りです。
2週間前に、風邪をひいてしまったのこと、間に合うだろうと思っていたら、微妙に間に合わずに、声が今ひとつ出ない、とのことでしたが、とてもステキでした。
大好きなDahan-Dahanの演奏もあり、大満足!でした♪
実は今日1日、坂口さんの1曲目のAメロが、私の頭の中で響き続けていました。
寒い朝の出来事が
僕の頭の なかに残ってるんだ
明け始めた空には まだ 月といくつかの星が光ってたんだ・・・
そして、今回初お披露目だった、新曲が最後に。
新曲を熱唱する坂口さん。
空から君を照らす光がさして
僕はといえば ふわふわと雲の上
雨は通り過ぎたのさ
何もかも洗い流して
そしていま君がそこにいる。
2人の影が同じ長さにのびて
2人の鼓動が同じリズム刻む・・・
本当に、なんと美しい日本語でしょうか。
選び抜かれ、吟味された言葉で綴られる坂口さんの詩には、いつも「ストーリー」があります。
これらの曲も、The Lips⇒Liesで演奏される時には、また全然その表情が変わるのでしょう。
それもまた、とても楽しみです!
坂口さん、お疲れさまでした!
そしてラストは、カラフルアンプラグドの大御所、久々の登場、「ゆらぎ」です!
松田聖子のSweet Memoryからスタート。
もう、しっとりと美しく。
次の曲が泉谷しげるの「春夏秋冬」。
ほんとーのことを言いますと、わたし、松田聖子の曲でも、Sweet Memoryは「どっちゃでもいい」曲でした。学生時代、サントリーのCMソングってこともあってブレイクしたと記憶してますが、当時も、「ふぅぅぅん」って感じで、あんましよさがわかりませんでした。
泉谷しげるの「春夏秋冬」も同様で、イマイチよさがピンとこない、みたいな。
けれど、順子さんのピアノと、カルベさんのボーカルでじっくり聴いていると、ああ、確かにいい曲なんだな、と「曲そのもの」の「かたち」を、ちゃんと理解できるように思いました。
「ゆらぎ」は、水のような、そんなデュオだ、と思います。
しなやかな、ピアノの順子さん。
たおやかに歌うかと思えば、水しぶきが太陽の光にキラキラ光るように、時にちょっとはしゃいで、明るくしゃべるカルベさん。
この日も、「薬局のおぢさん」のお話を、実に楽しそうにしていました(^^)
最後に、私へのサプライズで、チャゲの「エピローグ」を演奏して下さいました。
私はチャゲ&飛鳥では、チャゲの曲のほうが好きで、「エピローグ」は、学生時代学園祭で、何度となく弾き語りしました。
今でも、コーラスがちゃんと取れます(^^)v
「ゆらぎ」に、あたたかく締めくくっていただき、和やかに、温かく、第1回の、カラフルアンプラグドライブを、終了することができました。
最後に会場のみなさん、カラフルアンプラグドメンバー全員とで、記念写真♪
カラフルアンプラグド、実は今日、サブネームというか、通称(愛称?)が決まりました。
いろんな音の色を、お届けする方に合わせて、そして自分たちらしく、混ぜ合わせていこう、というイメージで、
「パレット」 です♪
カラフルの仲間による、音楽ボランティア、パレット。
2015年のスタートを、もう決めました。
準備期間は大切だけれど、長ければいい、というものでもない。
私自身が定年まで待って・・・なんて悠長なことを言っている間に、確実に失われる「出会いのチャンス」がある。
なんとかなります。
頑張ります!
そして、今はカラフルアンプラグドは3ユニットだけれど、少しずつ、カラフルの仲間の参加が増えていけばいいな、と思います。
いろいろと課題は山積み、そして実現させたいことも山のようにありますが、非営利なればこそ実現できることが、たくさんあるはず。
母体のカラフル同様、非営利はどこまでも貫きます。
みんなで協力しあい、一歩一歩進んでいきたいな、と思います!
2月9日のアンプラグドライブ。
来て下さった方々、箱崎水族館のスタッフ、本当にありがとうございました!
これからの私たちにも、応援よろしくお願い致します!