七夕は過ぎたけど、キラキラ七夕コンサート@少年宅!
2014年 07月 21日
本当は、6月25日の東医療センターでの七夕コンサートに、彼も来るはずだったのですが、体調が思わしくなくて参加が叶いませんでした。
「残念だけど、また今度ね。」とは言いたくない私たち、「そんなら我らが行きましょう!」と昨日のコンサート実現となりました。
たくさんのイルミネーションを使って、キラキラ!
スクリーンには、星空や、夕方の空など、美しい写真が映し出されます。
プログラムも、6月25日とまったく違えず行いました。
「たなばたさま」と「きらきらぼし」のコラボ曲からスタート♪
「日常空間に魔法をかけて、非日常なライブ会場に」
を、活動ポリシーの1つとしていますが、本当にキレイな空間となりました。
この日の主役、Noriくんも、うっとりしてくれて、本当に嬉しかったです。
「たなばたさま」と「きらきらぼし」に続いて、アンディ古川&城島ペアによる、「見上げてごらん夜の星を」。
演奏の間、パレットの重鎮、事務局長の笹田さんは、進行をじっと見守ります。
詩の朗読。。。
第3部、「世界のともだち」での情熱大陸。
この時、私はバイオリンの肩当が外れました。
私は肩当がないと、高さが合わず、バイオリンが弾けません。いつもなら中断します。
しかし、この時、Noriくんの顔を見ていたら、不思議と「このままやってみよう」という気になり、最後まで。
普段と変わらず弾きとおせました。
私にとって、初めての体験でした。今も、その時のことを思い出すと、不思議な気持ち、感動に満たされます。
さて、プログラムがすべて終了して、みんなで記念写真!
何が嬉しかったかと言って、Noriくんの、疲れを見せぬ表情です!
この日のプログラムは、全部で50分近くある、長いものでした。
なので、前もって、Noriくんの体調によっては、プログラム短縮、中断がありうることを、みんなで確認していました。
しかし、この日、Noriくんは、コンサート中、1度も吸引することなく、筋緊張することなく、本当にリラックスして聴いてくれました。
うれしかったです。
決して「全快」することのない病気と闘う方たちにとって、「外出」は、とてもハードルが高い場合が多々あります。
今、Noriくんも、車で30分の距離ですら、「遠い」・・・。
Noriくんに限らず、たくさんのことを体験させてあげたい、と願っても、生活の場から離れることが難しい、という方はたくさんおられるでしょう。
だからこそ、「生活の場」での体験のバリエーションを豊かにする、ということは、とても大切なことだ、と思っています。
さればこそ、パレットも単に音楽を提供するだけに留まらず、いかに「非日常的空間」を「魔法のように出現」させるか、も大切な活動内容だと考えます。
みんなの知恵とアイディアを出し合いながら、日を追うごとにいいものをつくっていけるよう、これからも頑張っていきたいです♪