喉元過ぎれば・・・。「継続は力なり」

トロイの木馬が怒涛のように入り込んだ、魔の7月10日から1ヶ月半以上がたちました。
あの直後は職場のセクションのみんなも、赤目を吊ってウィルススキャン、スパイウェアスキャンを必死でしていたものですが、そろそろ「ま、いっか」状態に戻りつつあります。
勿論、全員が「ま、いっか」ではなく、魔の7月10日以降セキュリティの意識が格段に高くなった同僚もいて、彼女たちは喉元過ぎれば・・・の状態にはならず、こまめなスキャン、アップデートなど欠かしていません。

パソコンでデータをやり取りしたり、ネットにつなげたりしている以上、常に既知、未知の脅威とは背中あわせにいます。
便利さを享受するからには、脅威に対する意識を常に高く持ち続けなければいけない、と思います。

こういうとき、古来言い古された格言、「継続は力」を思います。

私は趣味でバンドをしていますが、「同じメンバーでバンドを継続していく」ことは、本当に難しいものです。
けれど、「継続してこそ生まれる力」というものが確かにあって、続けなければ話にならない、というものは多分にしてあるように思います。
私は幸運にも、7年間私を含めて3人のメンバーでずっと練習を続けているバンドが1つあります。
このバンドでも、「継続」しているからこそ、互いの呼吸とか間合いとか、微妙なニュアンスが分かり合えてきたのだと思います。そして、その上で「バンドとしての力」がついてきたように思います。

パソコンセキュリティも同じだし、他のことも同じですよね。
「継続」というのは、物事の要になっているように思います。
# by taka_hornetblue | 2009-08-29 02:11

「里山」をみました。

娘2人と一緒に「里山」をみました。
とてもキレイな映像で、よかったです。
どちらかというと「自然と人間の共存」がテーマのように思いました。
「古来から受け継がれる、人間と自然が共存していく知恵」というか。

2年くらい前にみた、「北極のナヌー」という映画では、「地球温暖化」が「言葉による警告」ではなく、「視覚的説得力を持つ映像による警告」を感じ、映画をみた後の子どもたちとの会話も、かなり危機感迫るものになりました。

今日見た「里山」では、ただひたすら、「日本の自然っていいなあ」と思わされました。
それと、恥ずかしながら、私は椎茸が2年もかかって栽培されるということを知りませんでした。
見終わって真っ先に「お母さん、今度から椎茸が高いなんて言わないようにする!」と思わず言ってしまいました。
「手間に見合ったものの値段」ということを、きちんと消費者が考えないといけないな、なんてことも、今更ながら考えさせられました。

私は甘いもの、とくにケーキ類が大好きで、美味しいと聞けばすぐ買って食べてみたりします。
ここ2年くらい、とても大好きなケーキ屋さんが福岡市の川端にあって、ここのケーキやタルトを食べるのをとても楽しみにしています。
このケーキ屋さんは値段的にはとても高く(と私は思います)タルト1切が600円くらいします。
けれど、店頭の3倍以上はあると思われる厨房で、絶えず職人さんたちが作業をしており、そこで作られたものがそのまま店頭に並びます。
その時々の季節にないものは素材にならず(従って真夏にイチゴのショートケーキはありません)、季節感あふれるものが、おそらく職人さんたちが作れる分だけ並んでいます。ちなみに、このケーキ屋さんの名前は「ボッテガオットー(BOTTEGA OTTO)」といいます。

デパートに並ぶ美しいケーキたちも、ほとんどはきっと工場からやってきているのでしょう。
そして、いろいろな技術が進歩するにつれ、「作る人」のことを、「売る人」や「買う人」が感じられなくなってきた・・・と思うのは私だけでしょうか?

「里山」の椎茸栽培の様子をみて、そんなことを一緒に思い浮かべたりしました。

それから、「里山」の中で、写真家の方が「昆虫採集こそ、日本の子どもの遊び」というようなことを言われていました。それで思い出すのが、はたこうしろうさんの「なつのいちにち」という絵本です。
どこまでも続く青い空、虫を追いかけていって、夕立にあって・・・。そんな夏の1日を、今の子どもたちがどのくらい体験していることでしょうか。
かくいう私の子どもたちも、ちょっと歩こう、と言うと、「ええええええーーーー、車はぁぁぁぁぁ」という軟弱さ。
わが子たちながら、「この腰抜け!」と罵りたくなります。(私は実際に罵ります。)

唯一娘たちが好きな外遊びは「海」なので(潮溜まりにいろいろな仕掛けをかけて、探検しながら何時間でも過ごしています)、出来うる限り朝5時半おき、6時出発、で連れて行きたいと思います。
うちには息子もいるのですが、この子は全く海や山に興味はなく、街に出かける時だけ大喜びでついてきます。同じように育てて、(特に息子と、海に行くのが好きな真ん中の娘は双子です)様々違うというところが面白いなあ、と思います。
それこそ成績も、4人いれば上から底辺まで、バラエティ豊かで、楽しめることこの上ありません。

「里山」をみた、というところからどんどん広がっていってしまいました。
この映像の舞台は琵琶湖のほとりだそうですね。私は行ったことがなく、いつか訪れてみたいなあ、と思いました。このような美しい自然が、いつまでも残されていくことを願いつつ・・・。
# by taka_hornetblue | 2009-08-27 23:28

東京でちょっと怖かったこと

ディズニーランドに行きたくない息子と、2日目に水道橋から表参道、渋谷なんかを周りました。
渋谷では息子が黒人さんの客引きに見事に連れて行かれてしまいました。
洋服屋さんです。Tシャツとか、そんなものがありました。

黒人さんがやってる、似たような感じのお店は小倉にもあって、そこは間口も広く、決して安いとはいえないけれど、けっこうデザインのいいものを、許容できる価格の範囲で置いています。

しかし、渋谷のそのショップは間口は狭く、また更に狭い階段を上がって上に行って店、というところで、しかもTシャツ1枚SALEで¥6900。「これはヤバイんじゃないか」と思いました。
そこで私も声かけられたけれど、当然息子にはついていきませんでした。
見るからに中学生、お金は持っていないし、いつまでも息子に絡んでも時間のソンだろうし。
その上で息子の携帯にすぐ電話しました。
「余程あんたが欲しいものがあったら別だけど、違うならこの電話つないだまま降りておいで!」
程なく息子が降りてきて
「こわかったぁぁぁぁ」
息子がいるとき、また一人連れてこられたようですが、その人は買わされたのかなあ、と心配していました。

帰ってきてネットでみると、この手の被害は実際あるんですね。
うかつでした。

しかし、この一件で
「間口の狭い店には気をつけよう」
「親と一緒のときは、お金は親に預けたほうが無難かも」
「買いたくないときは毅然としなきゃ」
などなど、他のディズニーランド組の子どもたちも交え、いろいろ話し合うことができました。

客引きの黒人さんたち、とても流暢な日本語でした。
私たちは長い間英語を学びますが、とてもあんなに英語を話せません。
だから、セカンドランゲージをあれだけ使えて、しかも外国で商売している、ということは驚嘆に値します。
それだけに「こわかったぁ」と思わせる商売のやり方を残念に思いました。
彼らの世界では、こういう商売のやり方は常識の範囲なのでしょうか。
せっかくなのだから、もっと一般に受け入れられる、常連のつく商売をしてもらいたいなあ、と思った次第です。
# by taka_hornetblue | 2009-08-26 00:10

15年ぶりの再会。

東京に行ってきました。
娘3人が「ディズニーランドに行きたい」というのもあったのですが、一番の目的は、長女と長女の父親との、15年ぶりの再会でした。
ここにこぎつけるまでに、思うところが全くなかったわけではありませんが、長女の「会いたい」という思いを最優先して、無事、父娘が再会することができました。

飛行機が羽田に着く前、長女は緊張やらなんやらで泣いていました。
下3人も見守る中、父娘は再会し、午後の時間を二人で過ごしに行きました。

長女が「会えてよかった」という思いを持つ以上、私もそれでよかったと思います。

けれど、彼女の父親には、彼女が「会いたい」という意思表示を示してからは、もう少し積極的になってほしかったと思います。
今の生活が大切なのも理解するけれど、こちらは「それを壊そう」という意思は皆無なのですから。
複雑な思いを抱きつつ、それでも4人の子どもたちが一緒にいろんな思い出を作ることが出来た東京行きでした。
# by taka_hornetblue | 2009-08-25 21:50 | 育児

エクセル・ワードは苦手です。

職場のセクション内で「パソコンセキュリティ担当」だったり「HP担当」だったりすると、パソコン全般に詳しいだろう、と思い込まれることがよくあります。
とんでもありません!
と、毎回声を大にして言っています。(全然話は違いますが、昔々ある学校の校長先生が、式典の祝辞で「私は口を大にして言いたいです」と話し、参列者全員が心の中でバカウケしました)
エクセル、ワードは苦手、パワーポイントは生涯を通して使う予定はありません、と公言しています。

今日もエクセルデータが急にウィンドウに出なくなり、ブックがツールバーの他は薄いブルー1色に変わってしまい、なんだなんだ、どうしたんだ!!! と、一人で焦りまくりました。
こういう時、私は時間が惜しいので、さっさと詳しい人をとっつかまえて聞くのですが、あいにくその時間誰もいず、一人で(心の中で)右往左往してました。

結局エクセルの再起動を2回くらいしたところで元に戻り、あれはいったいなんだったんでしょう。
詳しい方に教えていただきたいです。

いつかは同僚にワードの中での図形編集のことを聞かれ、これまたちんぷんかんで、さーーっぱりわかりませんでした。
ソフトが使える、というのは、セキュリティとかHP製作とかとは、全く別の次元のものだとつくづく思います。

実は私、FAXなんかも「なぜこれで相手に文書が行くか」さっぱり理解できてません。
ピーと言って「送信終了」が出るまで、じいーーーっと立ってキカイを見つめています。
昔の人が電線に荷物をぶら下げた、という気持ちがよくわかります。

何はともあれ、一つ何かちょっとだけわかる、といっても、それは「それだけの話」で、他にはぜーんぜん関係ないんですねー。特にパソコンとか、機能が実に多岐にわたるものは、その傾向が顕著ですよね。
# by taka_hornetblue | 2009-08-21 20:22

ブログを始めたきっかけは、100%パソコンのことでした。子どもたちのことがメインだったこともありました。今は音楽活動がメインのブログです。人生は移りかわっていきますね^ ^。


by taka_hornetblue