「男はつらいよ」

映画ではありません。
私の息子のことです。

私の4人の子どものうち、男の子は1人だけです。
思春期真っ最中で、周りが女の子ばかりというのは、いろいろ大変なようです。
とんでもない場面を「目撃」されたり、不用意に置き忘れた「何か」をバッチリ見られてからかわれたり・・・。

うちの娘たちはどの子もいわゆる「女の子らしい」子ではなく、「半オトコ」的な感じですが、それでも女の子は女の子、「男ならではの悩み」を語り合う相手にはなれず、様々苦労があるようです。
私もどちらかといえばオープンな親のつもりですが、男の子の思春期の悩みは母親と話すべきものではないでしょう。理解するように努めることしかできません。

こういうとき、私が男女限らず親しい友人に恵まれていて、本当によかったと思います。(私は×組です)
思春期の息子の悩みを「年長者」または「経験者」として受け止めてくれる「同性の大人」の存在は、息子が成長していくなかでかけがえのないものだと思います。

私自身、こんなに紆余曲折ある人生を歩むことになるとは若い頃まったく思いませんでした。
離婚の決断をしていった時期、子どもたちのことも思い、悩み、自分に自信が持てなくなったことも一切ならずありました。しかし、ある小説の中で「人は、生まれ変わってもこうしか生きられない、というところがある」という言葉に出会い救われました。

「こうしか生きられない」私の人生のなかで、どれだけ子どもたちと話し合い、向き合いながら生きていくか。
いびつな環境になってしまった現状の中で、どうやって「愛されている」、「大切に思われている」、という実感を持って育っていくことができるか。

私は、親しい仲間、大切な人の支えの中で生きています。
# by taka_hornetblue | 2009-08-20 22:04 | 育児

やっとシネマ歌舞伎を見ました。

去年からみたいと思っていた「シネマ歌舞伎」をやっと見ることが出来ました。
「牡丹燈籠」をみました。

最初は役者さんたちがスクリーンいっぱいに大写しになるもんで(当たり前ですが)、かつらと顔の境界線とか、メイクとかがくっきり見えすぎて、うううんん・・・と思ったのですが、間無しに引き込まれてしまいました。
面白かったです。

歌舞伎は、10年前くらいに「一度くらい見てみるか・・・半分もわからないだろうけど・・・」と非常に消極的な気持ちで見に行ったのですが、幕があいた瞬間、たった2人の役者さんの立ち姿の迫力に圧倒されてしまい、以来とても好きになりました。
しかし、当然のこととはいえ、庶民がちょくちょく見に行けるお値段ではありません。

けれど、この「シネマ歌舞伎」は2000円、舞台の数分の1の料金で楽しむことが出来ます。
パンフレットによると、シネマ歌舞伎とは、「歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという、松竹が開発した、映画とは全く異なる映像作品」だそうですが、歌舞伎を身近に楽しめるものにしたという点で、とても評価できると思いました。ちゃんと「幕間」の設定もあるんですよね。劇場によってはお弁当を売っていたりするのかもしれませんね。

今回の「牡丹燈籠」で、初めて坂東玉三郎を見ました。
坂東玉三郎といえば、超美形の女形としてポスターなどで見るイメージしかなく、見たこともないくせに敬遠していました。

ところが、今更ですが、本当に素晴らしい役者さんなんですね。
いわば「おばちゃん役」としての登場だったのですが、実に実に楽しめました。
それから、前から思っていたことですが、歌舞伎役者さんたちの演技力というのは、なんというか、別格というか、ものすごく力強いですよね。

本当に楽しめました。

私は映画がけっこう好きで、この夏はこのシネマ歌舞伎のほかに「人生に乾杯!」、「サガン」、「サンシャイン・クリーニング」をみました。どれもとてもいい映画でした。
秋にはフランス映画の「ココ・アヴァン・シャネル」があるので、シャーリー・マクレーンの「シャネル」と見比べてみたいと思っていますが、シャーリーマクレーンの「シャネル」はあまりに人が多すぎて、まだみていません。
あまりに人が多いと、映画をみた気がしなくて・・・。
今週中には「エル・カンタンテ」がみたいなあ、と思っています。
# by taka_hornetblue | 2009-08-20 01:14

CCCクリーナーその2

「初志貫徹だ!」とCCCクリーナーを実行しようとして、インストールすべく使用許諾書に目を通していたら、そのソフトの一部はトレンドマイクロが開発していたということを知りました。
従って、このソフトを使うには、トレンドマイクロ社の使用許諾書にも目を通し、「同意する」にチェックを入れないと先には進めません。

トレンドマイクロ、ウィルスバスターですね。
ううーーん。
ウィルス対策ソフトって、ユーザーの好みが反映されるところで、私はどうもいまひとつ・・・。
ウィルスバスター2009はやたら評判いいし、とくに私が何かあったわけではないので、まあ単に「好み」の問題と言っていいのですが。

何度もしつこいようですけど、「総務省・経済産業省」なんてところが大元ですよね。
一企業がその開発事業の一部を請け負ったわけですね。

私も甘い考えだったと思いますが、なんとなく、「総務省・経済産業省」が独自で全て開発したように思ってました。どうしてトレンドマイクロになったのでしょうね。
その経緯を知りたい、と思う人って、きっと私だけではないと思います。

最初「お、これはこれは、無料ウィルス検査ソフトとは、オカミもしゃれたことを・・・」と思ったのですが、なんだか知るにつれイヤーな気分になってしまいました。

前言撤回します。
あんまり宣伝しなくていいかもしれません・・・。
# by taka_hornetblue | 2009-08-18 23:01

CCCクリーナーを実行しようとしたら・・・。

さて、今日こそ「総務省・経済産業省 連携プロジェクト」Cyber Clean Center発「CCCクリーナー」を実行しようと思い、はりきって帰ってまいりました。

ところが、8時近くに買い物抱えて帰っても、すっかり夏休みモードの子どもたちはテレーっと「憩い」の時間で、ご機嫌よろしくゲームやネットの真っ最中。きゃつらは大学生をアタマにする4人きょうだいで、幼児ではありません。ご飯ひとつ炊いていないのに激怒しつつ(それって「お手伝い」とかではなく、共同生活者としての義務みたいなもんではありませんか?)、やっとこさ何もかも終わらせてパソコンを立ち上げました。

そして、改めて詳しく「総務省・経済産業省 連携プロジェクト」のCCCクリーナーのところを見ると・・・。

んんん???
私はなんとなくイメージ的に、ウィルス対策ソフトと競合せずにスキャンできるスパイウェアドクターとか、アドアウェアとかスパイボットとかみたいなもんかと思っていたのですが、なんかどうも違うような。

最終的には「ちゃんとウィンドウズアップデートをして、ウィルス対策ソフトを入れなければいけません」と書いてあり、終了後はCCCクリーナーをゴミ箱に捨ててください、と書いてあります。

ということはなんでしょうか、一時的な検査のものなんですね。
そして、これでも一応駆除はできるけれどもウィルス対策ソフトを入れなければいけませんよ、というものみたいですね。

それなら初めから「ウィルス対策ソフトを入れましょう」ではいけないものでしょうか。
「ウィルス対策ソフトが入っていなければこうなりますよ」という具体例を示したほうが「そうか、ウィルス対策ソフトを入れなければこんな怖いことになるのか」とみんな思うのではないでしょうか。

それから・・・。
私は最初の記事に書きましたが、トロイが職場に蔓延したとき、norton360を入れていましたがすり抜けました。セキュリティソフトには得意不得意があるという現実を、身をもって痛感しました。
税金使って(多分)開発したようなソフトなら、このあたりを総括的に網羅しようと努力すべきで、最終的には「ウィルス対策ソフトを入れましょう」という結末をもってくるのは納得いかない・・・のは私だけでしょうか。

さてさて、はりきって帰ってきたから初志貫徹でとりあえずCCCクリーナーかけてみるか。
なんか説明読んでるとめんどくさくなってきて、迷ってます。

この点に関しても、もしもCCCクリーナーが、「ウィルス対策ソフトも入れていないような、パソコンにあまり詳しくないユーザー」を対象としているなら、もうちょっと簡便にすべきじゃなかったかと思います。
私は説明読むのとか決して苦手ではありませんが、CCCクリーナーの説明を読んでると、本当に「めんど~」な気分になってしまいます。
これも私だけでしょうか?

全国でどのくらいこのソフトが使われているのか知りたいです。
# by taka_hornetblue | 2009-08-18 22:27

もっと宣伝して下さいよ~

ボットウィルス、という名前をこの頃知りました。
「総務省・経済産業省 連携プロジェクト」のサイトによると、

「ボットウイルスは、感染をしていても利用者に気づかれないように密かに活動を行います。一度感染すると悪意の第三者が、あなたのパソコンが遠隔コントロールし、迷惑メールの送信、フィッシング詐欺などの犯罪行為に荷担してしまうばかりか、あなたのパソコン内のあらゆる情報やあなたが入力した情報を盗み出し、あなたに被害を与える危険なウイルスです。」
ということで、ずいぶんと怖いウィルスです。

そしてこのウィルスの駆除ツール「CCCクリーナー」が、フリーでありました。
それは、「総務省・経済産業省 連携プロジェクト」の「サイバークリーンセンター」(Cyber Clean Center)というサイトにあります。

まだ私は駆除ツールをダウンロードしてやってみていませんが、どうしてもっと宣伝しないのでしょうか。
これって知らない人はものすごく沢山いると思います。
「総務省・経済産業省 連携プロジェクト」、という名前からして、税金が使われていますよね、きっと。
ということは、広く国民に知らせるべきで、もっと宣伝してほしいものです。

・・・・しかしまあ、次から次へといろいろ出てくるものですねえ。
ネットの世界はイタチごっこですね。きっと「終わり」ってないんでしょうね。
# by taka_hornetblue | 2009-08-18 01:48

ブログを始めたきっかけは、100%パソコンのことでした。子どもたちのことがメインだったこともありました。今は音楽活動がメインのブログです。人生は移りかわっていきますね^ ^。


by taka_hornetblue